同定と生育

　奥多摩実習のときに、言葉にしにくい、不思議な感覚があったのだが、帰ってすっかり忘れてしまっていた。1ヶ月程経った今頃、植物種の同定について考えていたら、急に思い出した。
　こう言った感覚を持つこと自体良くあるのだが、持った後に忘れて思い出すこともあるから、きっと忘れたままのものも沢山あるかと。
　中学の時に、生徒会で校内の植生を調べたをすっかり忘れていたのだ。植生調査と言っても、指導者もいないし、プレートに種名があるものしか殆んど同定できなかった。草本はやらず、木本のみの調査だったと思う。
　模造紙に記録して、文化祭で発表したと記憶しているが、内容が思い出せない。確か、クロガネモチとイチョウはあったはずだ。
　あの集大成はどこにしまってあるのだろう。せっかく皆で作ったのに。
　3.5畳でも、もの無くすと出てこないし、人生そんなものかと...