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キイロテントウ(カビクイテントウ族) [雑楽〜zatugaku〜]

 最近、テントウムシが発生している木を見つけた。どうやら、キイロテントウのようで、菌が殖えて病気になった木にたくさん付いていた。

 観察していたら、飛んできて、服に付いた。4mm程の小さなテントウムシだ。菌類を食べている。図鑑によるとウドンコ病菌などと書かれていたが、葉の表面には特に粉吹いたように白くなっているところはなく、別の菌だろうか。

 このキイロテントウ、学名はIlleis koebeleiであり、テントウムシ科テントウムシ亜科カビクイテントウ族である。だいたい日本の全域に分布しているようだ。集団越冬もするらしい。

 下の写真は、キイロテントウの幼虫、若齢虫と思われる。すばしっこく、あっちこっちと葉を動いていた。白っぽい色をしている。成虫と食べるものは同じ。ピントが合わない。

 実は、キイロテントウを8匹前後捕獲し、飼育しようとしたのだが、3日で全滅してしまった。幼虫は生きていたのだが、成虫は死んでしまった。毎日葉を与えていたのだが、どの葉に菌が付いているのか目で見えないため、餌が与えにくかったのが原因である。また、黄色く変色した葉には、きっと菌が付いているのだろうが、取ってしまうと直ぐに枯れてしまって、どうしようもなかった。なかなか難しいものである。

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